戸惑いと扉(の、向こうへ)。
恥ずかしがっている表情が何だか可愛くて
私の心をくすぐった。
「脚を開いて」
の言葉にも直ぐには従えないよね。
でも、
「言うことを聞かなかった」罰は
ちゃんと与えるよ。
ソファとお前に縄をかけて
簡単には閉じられないように拘束してから
両手も使えないように縛りあげる。
お前の恥ずかしさは更に高まっている様だけど、
何でさっきよりもいい顔になっているのかな?
そう問いただせば
身悶えと、細い喘ぎ声が追加される。
チャレンジする事に
勇気を見せてくれたから
お前の大好きなご褒美は惜しみなくあげる。
私もこれは大好きなんだよ。
いつか私の下で窒息してみる?
口元まで込み上げた言葉は飲み込んで
代わりに
私はお前を思い切り嘲笑って
お互いが離れてからも
お前の頭の中に私が残るようにした。
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